旭川の旅

 何を隠そう、なかも住んでいたことのある旭川(但し10年以上前)。旭川市は、札幌に次いで北海道第2位の人口を有します。ただ、なかの個人的意見では、札幌市と違って中心部に観光スポットはそれほど多くありません。どちらかといえば、交通の要衝として旅行の途中に立ち寄るイメージの強い都市ではないでしょうか。そんな旭川市の観光スポットの一部をご紹介しましょう。旭川空港からは東京への直行便がありますし、札幌へは30分おきに特急が走っていますので、少し時間に余裕があるときには、是非足を延ばしてみてください。


神居古潭(カムイコタン)

 旭川市と深川市の間にある石狩川の刻んだ渓谷が、神居古潭です。アイヌの人々の間では、聖地だったようですが、巨石の間を石狩川が渦を巻いて流れていく様は、かなりの迫力です。神居古潭までは、国道を使って車でも行けますが時間に余裕があるのなら、旭川市街の常磐公園にレンタサイクルがありますので、自転車で行ってみるといいと思います。石狩川に沿ったサイクリング道路が整備されており、旭川盆地で一度大きくなった石狩川の川幅が徐々に狭まり渓谷へと流れていく様子が分かります。
 なお、このサイクリング道路は函館本線の旧線跡を利用して造られており、鉄道好きの方には、見逃せません。途中トンネルもありますし、目的地の神居古潭には旧神居古潭駅も保存されています。常磐公園から約60分ぐらいです。

交通:旭川駅前から車で20分程度(主要道なので渋滞の可能性があります)
または自転車で常磐公園から60分程度


見本林(みほんりん)

  三浦綾子の小説「氷点」の舞台として知られる人工林。正式には、「神楽外国樹種見本林」というそうですが、外国の樹木がこの地でどのように育つのかを見るためのものだったそうです。

交通:旭川駅から車で10分程度


平和通買物公園

 旭川駅前から一直線に伸びる歩行者天国。これが平和通り買物公園で旭川のメインストリートです。終日歩行者天国としては、全国の先駆け的存在なのだそうで、一日中にぎわっています。今となってはそれほど珍しいものではないと思いますが、駅からすぐですので乗り換えの合間にでも、ちょっと歩いてみてはいかがでしょう。

交通:旭川駅前すぐ


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