美瑛・富良野の旅

 

北海道と聞いて思い出す景色の一つに、幾重にも連なる丘をジャガイモの花が彩る光景があるのではないでしょうか?そう、あのポテトチップスの袋の景色ですね。美瑛・富良野はその雄大さを実感できるスポットのうちの一つでしょう。もう一つ忘れていけないのが、人気ドラマ「北の国から」の舞台ということ。なかは「北の国から」がとても好きで、スペシャル版が放送されるときはビデオにとって何度も見返してしまうほどです。ドラマなので多少の脚色もありますが、北海道の美しく厳しい自然の中での生活をよく描いていると思います。こちらに行かれるときは、是非一度ご覧ください。レンタルビデオ店にあります。

石造りの美瑛駅

美瑛(びえい)

 幾重にも続く丘と青い空。「丘のまち」として有名な美瑛は、北海道に行ったら是非訪ねてみたいスポットです。丘めぐりの定期観光バスやレンタカーでの観光も便利ですが、特におすすめしたいのが自転車。丘めぐりなので、上り坂はちょっときついですが、さわやかな風をうけながらかけめぐれば、日本ではないような光景が広がっています。

 自転車は、美瑛駅前で借りられますし、駅から丘へ行く途中にはコンビニもあるので、もし時間が許すなら、丘の上の木陰でお弁当を広げるのもおすすめです。ただ、丘陵地一帯はほとんど畑ですので、くれぐれも畑に入って荒らすことの無いように。
 おすすめの時期は、なんと言っても初夏。ジャガイモなどの花が丘一面をおおって、色とりどりに丘を染めます。

美瑛の丘
美瑛の丘で
 

富良野(ふらの)

 ドラマ「北の国から」の舞台としてあまりにも有名な富良野。どんなところかは、ドラマを見た人ならよくおわかりでしょう。簡単に説明すると、北海道のほぼ中央に位置する富良野盆地にあり、「北海道のへそ」と自称しています。富良野市中心部の「富良野小学校(某サッカー漫画に出てきましたが、本当に盛んかどうかは知りません)」には「北海道のへそ」なる石があります。ただ、「富良野」とひとくくりにしても、「上(かみ)富良野町」・「中(なか)富良野町」・「富良野市」・「南(みなみ)富良野町」があり、ラベンダーのお花畑が有名な「ファーム富田」は中富良野町にありますし、映画「鉄道員(ぽっぽや)」のロケ地になった幾寅駅は南富良野町、そして「北の国から」の舞台である麓郷地区は、富良野市内です。富良野市内の観光は、車が無難でしょう。ドラマではあまり意識させませんが、富良野の中心街から麓郷地区までは、約20kmあるので自転車はちょっと・・・。

「鉄道員」の幌舞駅のセットがそのまま残っている幾寅駅 「ファーム富田」広大なお花畑が広がっています。
ファーム富田から富良野・美瑛ノロッコ号を望む 富良野から十勝岳方面を望む

美瑛・富良野観光のポイント

 個人的には、旭川を拠点に美瑛・富良野をまわるのがおすすめです。鉄道なら、JR富良野線で30〜40分で美瑛、さらに30〜40分で富良野につきます。車でも同じくらいの所要時間です。旭川−美瑛−富良野とまわり、その日のうちに帯広まで抜けることもできますが、早朝に出発した方がいいでしょう。


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