山陰の旅〜雑感〜

 山陰というと一般の(というか山陰に住んでいる人以外の)イメージは、寂しいとか暗いとかそんなものではないかと思います。少なくとも、周りの人に聞いてみた限りでは、ほぼ間違いなさそうです。
 なかのイメージも、ほとんどその通り。特に2回訪れたときの天気が、どちらもイメージそのままの天気でした。1回目は大学時代の1週間の旅行、2回目は2泊3日の鳥取出張。ほとんど太陽をまともにみた記憶がありません。1度目は風雨の中で鳥取砂丘に行ったものの、砂まみれでひどい目に遭い、2度目は鳥取空港に降りたら大雨という状態、しかも着陸前に機長から「激しく揺れることが予想されますが、安全上問題はありません。」とアナウンスまで流れるおまけ付き。でも、仕事で会った鳥取の方が言うには「日照時間は東京とほとんど変わらない」とのこと。うーん、なかと山陰の天気は相性が悪いのでしょうか。
 と、結構好き放題言っていますが、決してなかは山陰が嫌いなわけではありません。海の間近まで山が迫る地形が織りなす美しい風景や、そこに点在する風情あふれる温泉街、豊かな海の幸など、その魅力をあげればきりがありません。東京方面からのアクセスは、かなり不便ですし、山陰地方に入ってからの移動もかなり不便な場所ですが、一度行かれてはいかがでしょうか。

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