遠野駅 |
民話の里として有名な遠野。ここは、なかが特に気に入っている場所の一つです。駅を出ると、河童(かっぱ)たちが出迎えてくれます。駅前の池にも河童、駅舎の屋根にも河童、よく見ると駅前交番も河童をかたどっています。
観光は、まずレンタサイクルがいいと思います。遠野駅前にレンタサイクルが数軒ありますので、それを借りましょう。駅前通りを直進すると郷土博物館がありますので、ここで遠野の基礎知識を入れると観光もよりおもしろくなるでしょう。
それでは、遠野でなかが実際に行ったおすすめスポットを紹介しましょう。
昔ながらの水車小屋ですが、それが周りの雰囲気にとけ込んで何とも言えない味わいを醸し出しています。
河童が住むと言われる淵。確かに何か出てきそうな雰囲気が漂ってます。
カッパ淵の前の立て看板 |
しかし、それよりも、印象に残っているのが、そこにいるおじいさん。観光客が訪れると、いきなり、どこから来たかをたずね、「わざわざこんな田舎までようこそ」というようなことを言います。しかもこの口上は、観光客がどこから来たかによって様々なバリエーションがあるようで、とにかく聞く価値あり。テレビにも紹介されたことがあるちょっとした有名人でした。(ちなみに、なかは知らなかったので何事かと、とても驚きました。が、ちゃっかり一緒に記念撮影をしてきました。)かなり高い可能性で会えたようですが、何しろご高齢でしたので、いまもご健在でいらっしゃるでしょうか?
個人的には、あのおじいさんは本当は河童だったのではないかと今も思っています。
カッパ淵は、水車小屋と駅の間にありますので、水車小屋に行って戻る途中にカッパ淵によるといいでしょう。
と、ここまできて言うのもなんですが、それぞれのスポットをみることよりも、何気ない風景の中に漂う空気が遠野の何よりの魅力だと思います。それを感じるためにも、是非自転車で巡ってみることをおすすめします。
交通:JR釜石線遠野駅下車