番外編〜スイス鉄道の旅〜

第2日目 ルガーノ→ティラノ→サンモリッツ

 筆者が乗ったベルニナ急行は先頭に機関車が2両連結されていて、残りの客車を牽引していました。機関車と言っても、乗客も乗せられるので電動車と言った方が適切かも知れません。
 先頭のヘッドマークはベルニナ急行が走るグラウビュンデン州の州旗だそうです。
(上段)途中で、電気系統にトラブルが発生して立ち往生。乗っていた車両は窓が開かないため、気温がぐんぐん上がってしまったので窓の開く車両に一時避難。写真は、窓から動けなくなってしまった機関車の方を見ているところ。腕をまくっているのがわかるでしょうか?結構、暑いんです。

(下段)アルプグリュム(2091m)から最高点のオスピツィオ・ベルニナ(2253m)付近の車窓。ティラノが429mですから、1800mも上がってきたのです。車窓は変化に富んでいて、すばらしいの一言!この先、氷河湖なども見られます。
 サンモリッツ駅に到着。えっと・・・・、見ての通りです。日本語の駅名標が掛かっています。理由も見ての通りです。
確かに、両社とも山岳鉄道なのは認めますが、Rhbはレベルが違います。
 サンモリッツの市街地です。サンモリッツはスイス屈指のリゾート地。
冬季オリンピックを過去2回も開催したことがある、ウィンターリゾートのメッカでもあります。
 町はサンモリッツ湖という湖に面している、と言いますが実際にはかなりの傾斜地に町があり、どちらかと言えば「湖畔に駅があり、それを見下ろす高台に町がある。」というのが正しいでしょう。
 ホテルは町の中に集中していますので、坂道を上っていく必要があります。道一本向こうだと思って歩き始めると大変な目に遭うこと必至。何しろ、標高は約1700m、空気は薄いし、荷物は重いし・・・。ということで、悪いことは言いません。タクシーをおすすめします。
第2日目の感想
 いよいよスタートしたスイス鉄道の旅、想像以上に素晴らしいです。なんと言ってもその美しい景色。しかも、低い土地から高い土地までわずかな時間の間に次々と変化し、飽きさせません。ただ、英語はまだちょっと心許ない・・・・・・。この日は、ミネラルウォーター一つ買うのにも苦労しました。
第3日目 サンモリッツ→クール→マイエンフェルト→クール→サンモリッツへ