番外編〜スイス鉄道の旅〜

はじめに

 「日本汽車旅案内」と銘打っておきながら、「なぜスイス?」と思われる方も多いとは思います。実際、筆者もそう思っていたりします。でも、「行きたかった」&「すばらしかった」ので、「番外編」として書くことにしました。
 鉄道大国のスイス。しかも、国土の大半が山地、しかも4000mと超えるアルプス山脈ということで、車窓はすばらしいの一言でした。まだまだ行きたいところはたくさんあるのですが、その一端をご紹介します。

行程

第1日目 成田→(空路)→チューリッヒ→(空路)→ルガーノ(泊)
第2日目 ルガーノ→(バス)→ティラノ→(ベルニナ急行)→サンモリッツ(泊)
第3日目 サンモリッツ→クール→マイエンフェルト→クール→サンモリッツ(泊)〜全行程鉄道
第4日目 サンモリッツ→(氷河急行)→ツェルマット(泊)
第5日目 ツェルマット→(ゴルナーグラート・モンテローザ鉄道)→ゴルナーグラート→(ゴルナーグラート・モンテローザ鉄道)→ツェルマット(泊)
第6日目 ツェルマット→ブリーグ→トゥーン→インターラーケン・オスト→グリンデルワルト(泊)〜全行程鉄道
第7日目 グリンデルワルト→クライネ・シャイデック→ユングフラウヨッホ→クライネ・シャイデック→グリンデルワルト(泊)〜全行程鉄道
第8日目 グリンデルワルト→インターラーケン・オスト→マイリンゲン→インターラーケン・オスト→ベルン(泊)〜全行程鉄道
第9日目 ベルン→チューリッヒ→ベルン(泊)〜全行程鉄道
第10日目 ベルン→(鉄道)→チューリッヒ→(空路)→(機内泊)
第11日目 →成田

 今振り返ると良く動いたなぁ・・・・、とも思いますが、海外旅行としては、かなりゆったりした旅行だったと思います。行く先々で、団体の日本人に遭遇しましたが、彼らはもっと慌ただしい旅行のようでした。

切符の話

 使った切符は、スイスパス8日間。一部の私鉄を除いて、IC(インターシティという急行)も乗り放題でしたし、乗り放題にならない私鉄も、だいたいは割引にしてもらえました。とっても役に立つポストバスも無料です。今回は使いませんでしたが、湖の汽船も無料になるところがあるようです。
 行程と比べて頂くと分かりますが、8日間券では、1日足りません。最終日のベルン・チューリッヒ間は、普通に片道切符を買って補いました。

おまけ

 ちなみに、時差は8時間(サマータイムあり)。気温は、北海道より少し暖かいぐらいでしょうか。
 あと、物価、特に交通費と外食費はとんでもなく高いです。日本と同じ、もしくはそれ以上。すぐとなりのイタリアがとても安いので、特に気になりました。通貨はスイスフランです。
 治安は、非常に良好だと思います。人も非常に親切で、気さくに話してくれる方も多く、楽しい旅行ができました。ちなみに、英語が多少操れれば、旅行に支障は無いでしょう。

第1日目 成田→チューリッヒ→ルガーノへ