会津若松駅のみどりの窓口で、只見線経由大宮行きの切符と浦佐からの自由席特急券を購入。そして、駅弁とお茶を買い込み只見線のホームへ。先ほど、会津鉄道が到着したホームとおなじ島にある反対側のホームです。もともと会津鉄道が只見線に乗り入れて会津若松まで来ているので、ホームが同じなのは当然といえば当然ですが・・・。
大宮までの切符 |
列車は、気動車の2両編成。進行方向から1両目がボックスシートを中心とした座席で、2両目はオールロングシート。当たり前のように1両目から座席が埋まっていきます。私も、ボックスシートを何とか確保出来ました。
座席を確保してから、さっそく写真撮影。と、どこかで見た記憶のあるご夫婦らしき方がいらっしゃいます。実は、この方達は会津田島からずっと同じだったことが判明。
寝ぼけていたので記憶が定かではないですが、会津若松に着いたときに起こしていただいたのも、この方だったように思います。
この方に、列車の前で写真を撮って頂いて少し雑談。聞けば、鎌倉の方にお住まいで3泊ほどで会津をまわっていらっしゃるとのこと。ここから、浦佐までずっと行程が一緒のことも判明しました。
只見線の気動車(会津若松駅にて) |
只見線で掲出されていたサボ。 この時は気が付きませんでしたが小出まで直通でした。 |
13:05、会津若松駅を発車。2両目は確認しませんでしたが、1両目は立ち席こそいないものの、ほとんど座席が埋まっています。もっと閑散としているかと思いましたが、なかなかの乗車率です。
さっそく駅弁を食べてほっと一息。「車窓を眺めながらの駅弁はやっぱりいいなぁ」と、改めて汽車旅の良さを実感するひとときです。
列車は、会津盆地をしばらく走ってから山間部に入ります。会津盆地を右下に眺めながら、高度を稼いでいきます。
降りる人は少ないのがちょっと意外に感じられます。予想では、会津若松で乗った人をひたすら降ろしていくだけの列車かと思っていたのですが、途中駅から乗ってくる人の方が多いぐらいです。
しばらく行くと、右手に只見川が近づいてきます。この先、田子倉まで只見川をさかのぼるような旅が続きます。
車窓も、時には、渓谷を刻む只見川をはるか下に見下ろし、時には橋で渡り、また時にはダム湖の湖岸を走るなど、なかなか楽しめます。
15:09、会津川口着。ここで、大部分の乗客が降りてしまいました。会津川口までは、1日6往復(平成12年12月現在)の列車があるので、ここまではそれなりの利用者があるようです。すれ違う列車もかなり席が埋まっている様子で、沿線の中心的駅のひとつであることを感じさせます。
会津川口駅。写っているのは会津若松行きで、その左に見えるのが只見川の水面です。一番左に立っている駅員が肩にタブレットを下げているのがわかるでしょうか。 |
ところで、この会津川口駅、只見川のすぐそばにあります。川を見下ろすとか、そういうレベルではありません。水面と線路が2メートルも違わないぐらい。増水したりしないのでしょうか?ちょっと驚きです。
あと、今では珍しくなったタブレット交換も見ることが出来ました。
只見線への旅(その5)へ続く
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